概念 (Concepts)
Quick Mapping
Quick Mapping(QM)は、利用者のニーズに応じて迅速に地図を作成し、即座に活用できることを目指す活動です。
QMの特徴は、既存のOpenStreetMap(オープンストリートマップ)エコシステムを活用することです。OpenStreetMapは、誰でも自由に編集・利用できる地図データのプラットフォームです。
Quick Mapping Project (QMP)
Quick Mapping の推進母体となる実践のコミュニティ(Community of Practice)です。
オープンな活動や技術協力プロジェクト等での実施を通じて、持続的に運営されることを目指します。
Quick Mapping Challenge (QMC)
QMPの立ち上げにあたっては、Quick Mapping Challenge(QMC)という時限的な活動が2025年度に企画されています。
私たちは生成AIと共創する
英語: We co-create with generative AI.
Quick Mapping Challenge では、2024年2月に yuiseki によって示された「私たちには、近い将来、充分に進歩したAIも、仲間として迎え入れる覚悟が必要です」という言葉を受けて、AIと高いレベルで共創することを目指します。具体的には、次のような実践を行います。
- このファイルを含むドキュメンテーションの作成には、生成AIを高いレベルで活用します。
- 地図作成の実践においても、Rapid Editor を使うなど、生成AI を高いレベルで活用します。
See Also
yuiseki: 実践のコミュニティとしてのUN Smart Maps Group
ちょっとした勇気で地図を作る
英語: It’s easy to be brave enough to map.
- 地図を作ることについては未経験者でも、地図の必要を感じている人であればちょっとした勇気があれば地図を作ることができるということを、具体的な方法を提示することで示します。
- 地図を作ることについては老練な者でも、その高い技術を強みにして新しい価値創出ができるという勇気を持つことができるということを、具体的な実践のコミュニティを提示することで示します。
垂直統合
英語: Vertical Integration
老練者と未経験者が相互に連絡し、同時にプロジェクトを進めることです。
ビジネス用語の「垂直統合」とは異なり、プロジェクトチーム内でスキルレベルを超えて協力することを意味することにします。
異なるレベルの知識や経験を持つ人同士が知識を共有し、相互に学び合い、成長することを目指します。
地理空間情報の戦略的な使用
行政機関などの日常業務や分析や意思決定で、地理空間情報をタイムリーに利用することです。